さこたつみ【佐古竜巳】のブログ

日々の活動や生活の気になったことを紹介します。

新型コロナ対策・自粛と補償は一体で/街宣スポット

 

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大門実紀史議員の決算委員会質問・ユーチューバー小池を参考にスポット作成

ご近所のみなさん。わたくしは日本共産党の○○です。この場をお借りしまして、政策の訴えをさせていただきます。ご協力をよろしくお願いいたします。

 みなさん。日本の経済はいま、深刻な状況に陥りつつあるのではないでしょうか。まず、昨年10月1日に消費税が10パーセントに引き上げられて、半年になるわけですが、日本経済は消費税増税に新型コロナと言う2重の打撃を受けて、深刻な大不況に突入しております。いま必要な事は、内需を支えると同時に今苦しんでおられる中小企業・国民の負担を具体的に軽減する事ではないかと思います。この点では、日本共産党は緊急に5%に減税するように求めてまいりました。今はゼロにしろと言う大きな声も上がっています。わが党の5%というのは大変現実的な提案になっているのではないかと思います。実際2014年の安倍内閣では5%だったんです。5に戻すってことはそんなに大変なことではなくて、数年前は5でやってたわけですから、やろうと思えばできる事だという事を強調しておきたいと思います。政府は一貫して、消費税は全世代型社会保障に必要なものであると言っていますが、社会保障財源は消費税だけで考えなくてもいいわけです。所得税法人税社会保険料みんなで考えればいいわけです。消費税の減税と言うのは負担を直接減らします。したがって、給付金と同じような効果をもたらします。しかも所得の低い人ほど恩恵が及びます。こういう自粛という行動制限されている時期でも生活必需品は買わざるおけないわけです。そこに一番効果があるのは消費税の減税であるわけです。他の減税とは違うわけです。安倍首相は10%増税前に「リーマンショック級の出来事が起きれば消費税増税は延期する」と繰り返しのべてきました。今回は、リーマンショックを超える出来事が起きたわけです。それならば、消費税減税は検討すべきはずです。日本経済の危機から国民生活を守る為に政治がしっかりと責任を果たすことが求められていると考えます。

 政府は7日、「緊急事態宣言」を出しましたが、何よりも重要なのは、感染拡大防止、医療崩壊を防ぐための実効ある対応です。そのためには、自粛要請に伴う補償をセットで行う事が不可欠ではないかと考えます。憲法第29条には「私有財産は、正当な補償の下に、これを公共の為に用いることができる」とあり、この精神に立つなら、感染防止という公共の為に起きた損失を補填することは、憲法上の要請であり、当然のことなのです。「自粛と補償はセットだろ」と言う声が、立場の違いを越えて上がっていますが、いまこそ決断すべきです。これは経済対策ではなく、感染防止対策として行う事がポイントです。しかし、安倍政権は自粛と一体の補償を拒みつづけています。これは重大な問題です。30万の給付金を出すとしていますが、一方的に線引きをする限定的かつ複雑なものです。ネットでは「安倍政権と日本政府が今やっているのは、海に落ちた人に浮き輪を投げる前にまずあなたが『泳げない人』であることを証明してください」と要求する態度だと揶揄されています。日本共産党は、緊急にすべての国民を対象に1人10万円の給付金を支給する事を提案しています。一刻も早く届ける事を最優先にすべきです。これはあくまで緊急の措置であり1回きりの給付で終わりにせず、なおかつ賃金・収入補償の仕組みを急いで作る事も必要だと考えます。

 安倍首相が「世界的に見ても最大級」と自慢する経済対策の事業費108兆円。ところが昨年12月に決定した未執行分(19・8兆円)の他、負担を先送りする納税・社会保険料の猶予分(26兆円)まで含まれています。わたあめのような大きく見せるだけで、実際の直接財政支出は18・6兆円に過ぎません。とても今回の危機に対応できるものではありません。今現在、政府は自粛要請と一体に補償するという事は一貫して拒んでいます。これでは国民は安心できません。

 国難ともいえる局面です。国を挙げて、あらゆる手立てをとりきることを、日本共産党は強く訴えます。この問題でも野党は共同して政府に迫っています。国民世論で変化は起こりつつあります。世界では動いています.1歩ずつ改善しています。日本でも政府は国民の声の中で少しずつ改善してきています。私たちは徹底的に皆さんの声を届けていきたいというふうに思っています。皆の声を寄せてください。現場でこんなことがおこっている。役所の窓口に行ったらこんな対応をされた。怒りが今広がっています。ぜひそれを日本共産党にお寄せください。そしてそれを私たちは地方自治体に、国に対してどんどんどんどんぶつけていきたいと考えています。そうして政治を動かしていきたい。命を守るための仕事なんです。今のこの対策は1人1人の大切な命を、1人1人の大切な暮らしをしっかり守り抜くために、正規の労働者も非正規も自営業者もフリーランスも分け隔てなくしっかり支援していく。そういう制度を作るための提案を私たちはしっかりやっていきたい。政治を前に動かして命を守りたい。そのために力を貸してください。声をよせてください。共産党は絶対にあきらめない。皆さんと共にこの国を変えます。命を守ります。どうかよろしくお願いします。最後に、コロナ対策でも、専門家の知見とともに掲載されている。忖度しない確かな情報源、真実を追求するしんぶん赤旗をぜひお読みください。みなさんのご支援、ご協力を心からお願いいたしまして、この場を借りての訴えとさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。